三次の「盆地サウナ」を攻略!共働き30代ファミリーの“光熱費30%カット”リアル計画
はじめに──“目を疑う請求書”の夏

7月下旬、共働きのSさん(30代・お子さま2人)がポストを開けると、今月の電気代は9,000円台。昨夏は6,000円弱だったのに——。原因はわかっています。保育園から帰った子どもたちが「暑い!」とリビングのエアコンをフル稼働。2階は寝かしつけ前にムンッとこもった熱気で、冷房設定を25℃→23℃に下げたのも響きました。
共働き家庭は日中の在宅時間が短くても「朝と夜は全力冷房」を避けられず、ボーナス月なのに家計は赤字スレスレ。どうにかしたい——。そんな声が今年も多く寄せられています。
三次はなぜ“盆地サウナ”?── データで読む酷暑の正体

平年値だけでは読み切れない「熱だまり」
気象庁の平年値では、三次市の8月平均最高気温は29.9℃。ところが2025年7月29日には37.2℃を記録し、全国1位の猛暑日に(気象庁データ)。
ポイントは「夜」です。標高200m前後の盆地地形は、日中に受けた熱が逃げにくく、日没後も外気28℃・室温30℃超えがザラ。ひと晩中エアコンが止められず、翌朝の冷房再起動にも余分な電力が必要になります。
電気代のインフレは止まらない──家計インパクトをシミュレーション
中国電力の最新単価と“隠れ値上げ”
中国電力(2025年8月)の電気料金は:
- 第2段階:27.1円/kWh
- 燃料費調整:+3.49円
- 再エネ賦課金:+1.40円
実質単価は32円/kWh前後。2021年比で約8%アップです(中国電力資料)。
「もし遮熱なし」の冷房コスト
共働き4人家族・35坪住宅(断熱等級4)の想定で、夏季冷房負荷は:
- 月240kWh → 32円×240 = 7,680円/月
年間で約3万円近い負担となります。
遮熱+高性能断熱で“▲30%”を狙うと…
経済産業省や民間実測では、遮熱材を併用した住宅で夏の冷房エネルギー最大30%削減が報告されています(出典: Wingate×立命館大学等)。
- 冷房:240kWh → 168kWh
- 月額:32円×168 = 5,380円
- 年額:月差額2,300円×4か月 = 9,200円
断熱だけでは守り切れない──“遮熱” という第2の盾
屋根1㎡に最大800Wの直射熱
真夏正午の水平日射量は800〜1,000W/㎡。屋根80㎡で6〜8kWの巨大ヒーターを頭上に載せているのと同じ。断熱材はあくまで“熱の伝わり方を遅くする”もの。夕方以降も屋根裏は高温を維持します。
遮熱×断熱の“ダブルガード”が三次に合う理由

- 遮熱:太陽熱線を90%以上反射
- 断熱:残りの熱伝導を遅らせる
この2段構えにより、屋根裏温度を最大15℃低下させた実例もあり(Wingate社実測)。夜間のエアコン使用が減り、寝苦しさからも解放されます。
屋根・壁・窓──“遮熱3点セット”をどう組む?
屋根:アルミ遮熱シート+通気層で表面温度▲15℃
金属屋根+97%反射シート+30mm通気層で、屋根裏温度5〜8℃低下(Wingate×立命館大学)。熱をためない構造が快適さのカギ。
外壁:ウレタン遮熱工法で“反射+排熱”
アルミ反射材入りの通気層を設けたウレタン遮熱工法では、一般断熱より通気層内温度が最大15℃低くなるという実測も。
窓:遮熱フィルムで日射をコントロール
南西面を中心に高性能フィルムを貼れば、冷房負荷が12%減(環境省実証例)。冬は庇で日射を確保し、通年コスパ良好。
三次市S様邸(2023年竣工)のリアルデータ
時刻 | 外気温 | 室温(従来) | 室温(遮熱採用) |
---|---|---|---|
14:00 | 31.5℃ | 34.3℃ | 28.9℃ |
23:00 | 26.8℃ | 30.2℃ | 26.7℃ |
- 屋根裏温度:50.1℃ → 34.7℃(▲15.4℃)
- エアコン設定:25℃ → 27℃へ上げても快適
- 年間冷暖房消費:▲540kWh、削減率29.6%
「保育園帰りに玄関ドアを開けてもムワッとしない」「夜中も子どもが汗をかかず快適」──S様の声
まとめ──遮熱は“盆地の街”三次に最適解

- 夏の“熱こもり”は断熱だけでは防げない
- 遮熱工法で冷房費30%減
- 子育て世帯にこそ必要な、静かな温度革命
👉 詳しくは ウレタン遮熱工法の詳細ページ をご覧ください。
動画はこちらから!
施工事例 公開中
https://www.seibukaihatsugroup888.jp/gallery/
ウレタン遮熱工法